新生活を始めるには
4月と言えば新生活の時期ですね。大学を卒業して一人暮らしを始める人、転勤など家族で、新天地で生活を始める人、結婚をして二人で暮らし始める人、マイホームを建てて暮らし始める人、様々な状況があります。新生活を始める時期は、引っ越しの多い時期になります。
新生活を始めるには、住居の確保、生活に必要な家具や家電、新生活を始める地域に合った服装など色々と用意するものがあります。その他引っ越しや近所へのご挨拶、公共機関への届け出などやることもたくさんあります。
最近では引っ越し先や引っ越し前の近所のご挨拶をしないと言った人も多いそうですが、新生活を始めるのであれば、早く地域になじむ必要があります。その為にもきちんと引っ越しの挨拶はしておいた方が良いといえます。
引っ越しの挨拶には、お菓子やタオルなど誰でも気軽に使えて、あまり高価ではない物が好ましいと言えるでしょう。挨拶のときは、できるだけ在宅している時間に行い、どんな人が近所に住んでいるのかを見ておくという意味もあります。相手もきちんと挨拶のできる人かどうか見ているでしょう。
近年、近所付き合いと言うものが少なくなったのも、この引っ越しの挨拶を行わない人が増えているからともいえるのではないでしょうか。お互いにどんな人なのか知る機会も減るため、地域活動なども減っているのではないかと思います。
新生活を始めるのであれば、やはり近所付き合いをしっかりと行い、地域になじむ事で住みやすい環境を自ら作る事が出来るのではないかと思います。
新生活での新居の契約
新生活の準備といえば、まずは新居の契約になります。新居を決めない事には新生活は始められません。最近では敷金礼金のかからない物件なども多く、新居契約の際の費用が安く済む場合があります。
しかし、このような物件では、退去の際に法外な修理費を請求されるケースも多く、消費者センターなどにも多くの問い合わせがあるそうです。新居を決める際には、必ず契約書と言うものを交わします。ここには入居から退去するまでの契約事項が細かく書かれています。
大抵の場合、退去の際には原状回復をするということが書かれており、その詳細までは記入されていない事が多いようです。新生活にはお金がかかりますから、入居を希望するのであれば初期費用が安く済むというだけで、即契約をしてしまうでしょうが、きちんと契約書に目を通し内容を不動産会社や大家などに確認をしておく事も必要になります。
特にタバコなどを吸う人であれば、日常生活を送るというだけで、タバコを吸わない人に比べて壁紙などが汚れます。それだけで壁紙の取り替え費用を請求された人も多いそうです。しかし、法的な強制力はないものの、原状回復に関するガイドラインというものがありますので、不動産業者や大屋さんとの交渉には十分役立つと言えるでしょう。
このようなトラブルに巻き込まれない為にも、新生活を始める前からきちんと対応していかなければならないのです。また入居の前に部屋の中での設備の不具合や故障箇所などがあるようであれば、きちんと不動産業者や大家などに報告をし、写真などに取っておくのも良いといえます。
新居契約の際には、退去する事も考慮して自らがトラブルに巻き込まれない対策を練る必要があり、このような対策をしっかりと取る事で気持ちよく新生活を始める事もできます。
新生活の必需品
新生活を始めるのにはお金がかかります。しかし、生活を新しく始めるわけですから、生活に必要なものを揃える必要が出てきます。新生活の必需品といっても、新生活を送る人の環境によって変わってきます。例えば、就職を機に一人暮らしを始める人であれば、すぐに自炊をするという人も少ないでしょう。
最近ではコンビニなどで24時間お弁当が買える環境にあります。このような人であればすぐに台所用品を一式揃える必要はないでしょう。生活をしていく上で、買い足していくと言う方法でも問題ないといえます。しかしお湯を沸かす為のやかんや取り皿、箸など最低限の台所用品は揃えておきましょう。
逆に結婚をして新生活を始めるのであれば、台所用品や、家具家電などを色々と必需品と呼べるものが多くなります。少しでも費用を抑えたいのであれば、最初のうちはそれぞれが一人暮らししていた時の物を持ち寄って生活をしていくことも可能ですので、徐々に買い換えていくようにすれば費用を抑える事もできます。
また新生活をするのであれば、カーテンなどは部屋によって窓のサイズが異なるため、新調しておくのがよいでしょう。他にはテーブル、布団、照明器具、掃除道具などがあれば、最低限の生活は確保されます。洗濯は近くにコインランドリーがあれば代用できますし、自炊をしないのであれば、台所用品も必要ありません。
新生活の必需品というと沢山の家具家電や小物まであげられますが、初めから色々と準備をすると費用がかさんでしまいますので、自分の生活では何が必要なのかをきちんと見極める必要があります。代用の利く物、早急に必要なものなど区別し、早急に必要でないものは、徐々に買い揃えていくのが良い選択ではないかと思います。
新生活の家電
新生活には多くの家電を購入するという人も多いでしょう。しかし家電量販店に行くと、洗濯機や冷蔵庫一つとっても様々な大きさのものが売られています。家族の人数にも影響しますが、やはり新生活の家電購入には新居でのスペースが大きく関係してきます。
冷蔵庫や洗濯機などは大抵の場合、置き場所が決められていますので、新居が決まったら、必ず採寸を行いましょう。これを行わずに、大体の大きさで購入して搬入できなかったという人も少なくないようです。設置場所、搬入経路などの採寸をきちんと行い、新居に合った大きさの家電を購入するようにしましょう。
新生活、特に親元を離れ一人暮らしをする時には、必要な家電が多くなります。冷蔵庫、洗濯機、テレビ、掃除機電子レンジなどは必需品と言えます。最近ではパソコンも必需品に入る事が多いようです。また娯楽品として、オーディオ関係の音楽プレイヤーやDVDやブルーレイなどのレコーダーなどもまとめて購入すると言う人も多いそうです。
これらを新品でまとめて購入するとなると、いくら一人暮らし用のサイズの小さいものでもかなりのお金がかかります。費用を安くするために、リサイクルショップなどで買い揃えると言う人も多いそうですよ。
また、レオパレスなどの物件では、契約時に家具家電付きという条件で部屋を貸してくれる不動産会社もあるそうです。若干相場の家賃よりも高くなる傾向はあるようですが、期間限定で借りる分にはそこまでの費用差はないようです。
学生さんや新卒の社会人などでは、こういった物件を期間限定で借りて、家電購入などの初期費用を抑える方法を取る事もできますね。新生活には多くの家電が必要になるため、自分の状況に合わせた方法でお得に準備をしてみてはいかがでしょうか。