柔らかくて厚みがないほど早い
今回はジャガイモを圧力調理していきます。完成形としては、蒸した状態と同じように柔らかくなります。粉吹きイモってありますよね。あんな感じです。
調理後は熱いので、皮も剥けやすくなります。今回はシンプルに皮だけ剥いて塩をかけて食べてみたいと思います。
この普通に圧力かけるだけというのが一番シンプルな使い方です。料理のレシピ本すら必要ないというカタンンさ。
料理をしているという実感さえありません(笑)。カレーライスとかだったら、カレーの材料を入れて、カレー粉を入れてだのと、少し手間がかかるのですが、加圧調理するだけなら、そんな手間すらかかりません。
クッキングペーパーをひく
ではさっそくジャガイモの圧力調理を始めます。まずは、ジャガイモを用意します。軽く水で洗って表面の泥を落とします。
電気圧力鍋に水を適量入れます。量は、底蓋より少し低いくらいの水位です。キッチンペーパーを敷きます。ちなみにダイソーで買ってきた100円のものです。
中にジャガイモを入れます。内鍋の直径は22センチですが、中くらいの大きさのジャガイモ3個分は普通に入れられます。
フタをしっかり締めます。上の赤いボタン(突起状のもの)は通常の状態です。加圧調理ボタンを押してタイマーをセットします。だいたい7分くらいでいいかな。これは圧力をかける食材によります。
前にサツマイモを加圧した時は10分くらいでした。今回はサツマイモよりも小さなジャガイモなので7分に設定します。大きさというか、厚さですね。
ジャガイモの加圧
基本的に厚くて固いものほど圧力をかけるのに時間がかかります。スタートボタンを押すと、ほどなくしてシュシュシュシュ~と音がしてきます。最初に入れた水が沸騰して、蒸気が発生しているんですね。
そして、発生した蒸気が赤いボタン(突起状のもの)から漏れていくんです。シュシュシュシュ~という音は、その漏れ出した蒸気の音です。
ほおっておくと蒸気の漏れ出す音が大きく早くなります。そして、ある時点でピタっと止まります。
赤いボタン(突起状のもの)は、突起状になているので、蒸気が一定の勢いになると、ぴょこんって飛び出して、それ以上漏れ出ていくのを防ぐわけです。
そして、ここから加圧スタート7分の始まりです。鍋内部に蒸気が充満して圧力が加わります。7分が過ぎるとピーっと音が鳴ります。加圧が終了した相図です。
フタはすぐには開けられない
加圧が終了してふたを開けようとしても・・・開きません。それもそのはず、赤いボタンが上に出たままだから。
加圧が終わっても鍋内部には高い圧力がかかっていますので、開けると危険なんです。なので、鍋内部の圧力が下がってから、つまり蒸気が完全に外に逃げてからでないと赤いボタンは元の通り下に下がらないようになっています。
で、どのくらいの時間で赤いボタンが下に下がるかなんですが、これは加圧時間や調理する食材によります。
加圧時間が長ければ長いほど、この時間も長いように思います。今回は7分だけの加圧だったので、数分すれば赤いボタンは元の位置まで下がってくれました。
蒸し器と同じだけど作業が楽!
ふたを開けると・・・ぶわっていう蒸気とともにジャガイモがでてきました。加圧調理したからといって元にあった位置から動いたりするわけではないのが、蒸し器と同じところですね。
水蒸気が勢いよく出て圧力がたくさんかかっているんだなと思っていても、鍋の中で暴れ動いているわけではないのです。本当に加圧されているの?って思いますよね。
中心部がやや色が濃いので、もうちょっと加圧しても良かったですかね。ジャガイモ入れて3分後くらいに赤いボタンが上がる⇒加圧時間7分⇒5分後くらいの赤いボタンが下がる。
合計15分くらいです。その間は放置です。完全放置。終われば勝手に止まってくれますしね。ということで、めでたくジャガイモを調理できました。難なく皮も剥けましたので、塩をかけてそのまま食べました。美味しかったです。
こんな感じでいたってシンプルに電気圧力鍋は使えます。食材を圧力調理するというのが一番シンプルな使い方なんですね。
料理なんて大それたことはしていません。鍋の中にじゃがいもを入れて、スタートボタンを押しただけ。あとはそのまま放置です。楽チンですね。