部屋選びはいつからがいいの?
部屋選びは本当に慎重になった方がいいです。長く住むならなおさら。かといって何を基準に選んだらいいら?って思いますよね。僕もそうでした。前の部屋は生まれて初めての一人暮らしで、忙しい時に選んだこともあって、結果的に失敗しました。実際に住んでみないとわからないことって多々ありますので、参考までに僕の体験談を書きます。
多くの方が2月~3月に部屋選びをすると思います。世間一般では、この時期に人事異動があり転勤などで引越す場合というのがほとんどですよね。勤めている会社の都合なので仕方のないことですが、可能な限り引越し先は早いうちに決めた方がいいです。
早ければ早いほどいいです。不動産仲介業者の担当者から聞いた話なのですが、12月に決めるのがベスト!なのだそうです。1月だとすでに遅いとのだと。というのも、住む部屋を選ぶというのは、基本的に空いてる部屋を早いもの順に取ること、つまり、限られたパイを早い者勝ちで取り合うことになるんですね。
なので、早い人は12月中に決めてしまうのだそうです。言われて気づいたのですが、確かにその通りかもしれません。そういえば前の部屋は3月に決めたのですが、結局それは、いい部屋はすでに埋まっていて、売れ残りのような状態だったのかもしれません。
今回選んだ新しい部屋は10月くらいからネットで調べ始めて11月に契約。鍵の引き渡しが12月で、実際に引越ししたのは翌年1月です。特に人事異動などの事情ではなく、早く前の部屋から出たかったので早いうちにゆっくりと選んで決めることができたのです。
いい部屋があっても、まだ誰もチェックしてない状態でしたからね。ネットで複数のサイトに登録し、条件にあう物件を選びました。
先入観で決めたらダメ!
一人暮らしならワンルームとか1DK、1LDKとか思っていませんか?別に2LDKとか3LDKに一人で住んでも悪くないですよね。また、2LDK、3LDKの方が家賃が高くなるって思いますよね。でも違うんです。探せばあります。
ワンルームと同じくらいの家賃で2LDKの部屋だって、3LDKの部屋だってあるんです。もちろん、部屋の仕様は違います。でも、どうせ住むんだったら広い方が良くないですか?そして部屋が複数あった方がなにかと便利です。2LDK、3LDKもぜひ探してみましょう。
ネットで探す時は、むやみに条件を絞らないことです。2LDK、3LDKを条件から外してしまうと、その部屋に出会うことさえできません。自分で視野を狭めてしまっているからです。
また、都市中心部に近いから家賃が高いだろうというのも思い込みです。都市部に近くても家賃が安いところはあります。あとは自分で、この条件なら住んでもいいかなという部屋を見つけるだけです。
これも最初の内に、どうせ中心部は家賃が高いだろという先入観で中心部という項目条件を外してしまうと、中心部にある安い物件を見つけることができなくなります。
なので、自分がどうしてもここだけは譲れないというこだわりがない限り、なるべく検索条件を広げておく方がいい部屋にめぐり合う確率も高くなります。僕も一人暮らし=ワンルームとか1DK、1LDKという固定観念をなくしたおかげで今、2LDKの部屋に快適に暮らせています。
相性の良い不動産業者の担当者を選ぶ
不動産業者なんてどこも一緒だと思いますよね?でも、業者が違えば人も変わります。もっと言えば自分につく担当者によっても違います。自分に合う業者・担当者を選ぶのは大事です。今住んでいる部屋もネットで調べてみると、複数の不動産業者が扱っていました。同じ部屋を選ぶなら自分に有利な不動産業者の方がいいに決まっています。まず、不動産業者の人柄を見ましょう。
自分の探している部屋を真剣に見つけてくれるかです。僕の場合は、結果的になんと家賃約2ヶ月弱分を免除してもらうことができました。物件情報の備考欄に交渉の余地ありみたいな注意書きが書いてましたし、頼めばなんとかしてくれるかもとは思っていましたが、うまくいきました。
不動産業者からすれば、自分たちの所から契約してもらってなんぼの世界ですからね。実は、最初に決めた部屋が気に入っていたので、ほぼほぼ契約することに決めていたのですが、引越しの日から家賃が発生するということだったんです。
でも、引越しするのが月末近くだったので数日しか住まないのに1ヶ月分の家賃が発生するのはもったいないと思って一度断ったんです。
それから1~2週間くらい別の物件を探していたのですが、なかなか良い物件が見つからなかったので、「前に一度断った物件なんですが、家賃どうにかしてくれたら即決します」とダメ元でいったところ、「では大家さんと交渉してみますね」と案内されたのです。
結果、2ヶ月弱(1ヶ月と数日分)の家賃を免除してもらって今の部屋に契約することになったんですね。こういった提案や交渉をしてくれるのも、不動産業者次第です。
たまたま僕の担当になった不動産業者の方が良い印象の方だったので、話しやすい雰囲気もあり頼んでみたんですね。不動産業者に中には横柄な態度な方もいます。
不動産業者は1月から繁忙期に入る
特に繁忙期と言われる1月~3か月なんて、業者からしたら次から次へとお客と契約していく、さばいていかないと乗り切れないわけで、ぞんざいな扱いを受ける可能性もあるわけです。だからといって大事な生活の場所を決めるのに安易に妥協したり流されて決めたくないですよね。
幸い僕の担当者の方は、「ここからは営業トークになるんですが・・・」などと個人の意見と会社の要望を分けて意見を言ってくれる方だったので交渉しやすかったです。
勧められた部屋と理想との違い
ちなみに不動産業者が「ここからは営業トークになるんですが・・・」と勧めてきた来た部屋というのが、3LDKの部屋でした。一部屋5畳から9畳くらい、リビングは11畳くらいあったかと思います。こういった部屋が割とすぐに決まるのだそうです。特に遠くから引っ越してくる方で忙しくて下見もできないくらいのような人たちにだそうです。
3LDKっていいですよね。一人暮らしなら部屋が多いといろいろと使い道もありそうですし。実際、テレワークをやる人なら余分に部屋が余っていれば専用に使えるわけですしね。でも僕がすぐに断りました。何故なら3階建ての建物で窓を開ければ、すぐ近くにマンションがあってそこの住居者の窓が丸見えだからです。窓を開けてお互いの姿が丸わかりの状態って気まずいですよね。
それに建物自体もちょっと古かったです。築年数でいえばそれほどでもなかったと思いますが、部屋までいくのに階段を使わなければならず(エレベーターなし)、階段もちょっと古びた状態で決してキレイとはいえるものではなかったからです。
今となっては記憶の中でさらにぼろい印象になってしまっているのですが、間取りは良くてもちょっと古い感じの建物は嫌でした。また、通りから割と奥まったところにあったので近所に買い物に行くにも不便そうでしたね。
即断できるほど、ココは違うと思ったのですが、あくまで不動産が勧めるものだからと言って鵜呑みにすると良くないです。長く住むことになるのならなおさらです。