食材はレシピ本通りに用意する
今回は、電気圧力鍋でカレーを作ります。材料は近くのスーパーで買ってきました。よくカレーのルウを買うと、おいしいカレーライスの作り方とか書いてありますよね。でも、それを参考にしてはいけません。
基準にするのはあくまでも、電気圧力鍋に付属されているレシピ本に書いてある作り方です。ガス台を使って作るのとは違うからです。なので、用意する食材の分量も、事前にレシピ本を見て頭に入れておく必要があります。大体は同じなんですけどね。
それまでは、カレーのルウの裏に書かれてある作り方をみて、それに合わせて食材をそろえていましたが、基準になるのはあくまでもレシピ本です。とはいっても、ある程度の誤差は大丈夫でしょう。
食材をそろえてきました。人参・ジャガイモ、玉ねぎは、セットで198円のものを買いました(安い)。本当は人参1.5、玉ねぎ1.5という分量なのですが、バラ売りがなかったのと1.5という半端な分量なことから1個にしました。
ジャガイモは人参・玉ねぎとセットのもので1個しか入ってなかったです。カレーセットってことで。さすがに少ないので6個入りのものを別に買いました。
肉は本来600gなのですが、ちょうどいい量のものがないのと、店頭に置いてある肉が高かったので200gくらいのを購入しました。
レシピ本に書いてある分量を基準にと説明しておいてスルーしている部分が多々ありますが、誤差ということで勘弁して下さい(泣)。ちなみに、ローリエ(ローレル)は家にあったのものを用意しました。けっこう前に買ったのですが、なかなか使う機会がなくて余っていたんです。
そして、カレーのルウはフレークタイプ。固形のものでもいいですが、溶かすのに便利なものを選びました。使う分量は180gでピッタリ。さすがにこれは誤差なく正確に180gあるものを使った方が良いでしょう。
食材は大きめに切った方が良い
買ってきた玉ねぎ・にんじん・じゃがいもを切って鍋に入れていきます。玉ねぎ1個を4等分にします。大きくない?と思う方もいるでしょうが、大丈夫です。圧力をかけるとほぐれていって、ちょうど良い大きさになります。
鍋に入れます。人参1個を一口大に乱切りします。これもやや大きめで大丈夫です。加圧すると縮むからです。
鍋に入れます。ジャガイモ(中)を2等分にします。さすがに大きいのでは?と感じるかもしれませんが、レシピ本にもそう書いてあります。加圧すると少し砕けて小さくなるんですよね。逆に小さめに切ってしまうと、加圧したときに粉々になります。
粉々になって液状になってしまうと、もともとの分量に合わさって量が異常に多くなります(笑)。そしてやたらドローっとした状態に仕上がってしまいます。なので、大きめに切るのがポイント。
鍋に入れます。最後に肉ですが、最初に書いた通り、ちょっと少なめの量にしてあります。このまま入れるだけで楽ですね。ちなみにジャガイモの皮をむくのが一番手間がかかりましたね。玉ねぎやにんじんはすぐでしたが。
専用の調理ボタンが用意してある
肉を鍋に入れ、お水とローリエも2枚ほど入れます。レシピ本に1枚と書かれているのですが、使う機会があまりなくて、期限も間近に迫っていたので2枚入れることにします。肉の臭みが消えるのに良いですが、肉の量が少ないとか臭みが気にならない方は、ローリエはなくても良いです。
上からアルミ箔をかぶせます。中央には1cmほど穴をあけてます。電気圧力鍋の「メニューボタン」を押しカレーという表示が出てきましたら、スタートボタンを押します。加圧時間は最初から13分に設定されています。
このメニューボタンに用意されている料理名が、電気圧力鍋によって違います。僕の電気圧力鍋では、カレーの他に、豚の角煮・ポトフ、肉じゃが、いわし煮、玄米、白米、おかゆなどのボタンがあります。
あれば便利ですが、なかったとしてもレシピ本に○分にセットしてくださいと書かれてあれば、同じように圧力調理ができます。実際、ボタンには上記のメニューしかありませんが、レシピ本には何十種類もの作り方が載ってあります。
スタートボタンを押すと鍋の中で熱が加わり蒸気が発生します。一定の蒸気が発生したところで加圧が始まるわけですが、カレーの場合だと、この加圧するまでの時間が12~3分くらいかかりました。
スタートボタンを押して12~13分後に加圧がスタート。ここから加圧13分間の始まりです。加圧がスタートしてから(赤いボタンが上に上がってから)、2分経過しているので、のこり11分ですね。
加圧時間終了。加圧時間が終了しても、鍋の中の圧力が高いままなので、すぐにフタは開けられません。加圧時間が終了してから26分過ぎに、ようやく赤いボタンが下がりました。これでフタを開けることができます。
アルミ箔とローリエを取り出しました。いい感じですね。ここにカレーのルウを入れます。ドサっと入れてしまいましたが、少しずつ入れた方がダマにはなりにくいです。
かき混ぜるとこんな感じ。あまり強くかき混ぜるとジャガイモが砕けてしまうので注意が必要です。これで終わりかと思いきや、実はこの状態でさらに10分温めます。再度フタを締めてあたためボタンを押します。10分後出来上がりです。
ガス台で作るより楽にできる
ちょっとかき混ぜたりしてみるといい感じになります。ややトロっとした感じですが、この辺は水の量を調節すればもっと@ドロっとした感じになるでしょう。
ご飯にかけて出来上がり♪ 美味しくいただきました!玉ねぎはちゃんとほぐれてましたし、にんじん・じゃがいもも小さくなって柔らかくなってました。お肉もいい感じですね。
材料の仕込みが10分ほどで、圧力調理が12~13分+加圧時間13分+加圧終了後26分+あたため10分、合計61~62分くらいですね。
じゃがいもの皮むきに時間がかかってしまったのと、圧力調理が終わってからフタを開けられるまでの時間が26分かかるのがなんですが、その間はほったらかしにできると思えば楽です。